韓国おでんとは?日本のおでんの違いを解説

韓国おでんとは?日本のおでんの違いを解説

日本の韓流ブームも相まって、韓国ドラマに登場する韓国料理が日本でも人気を博しています。なかでも韓国うどんに熱い視線が注がれています。韓国おでんは、そもそもどういった食べ物なのか、そして日本のおでんとの違いについても解説をしていきます。

韓国おでんとは?

韓国おでんとはどのような食べ物なのでしょうか。発祥や特徴などについて解説します。

韓国おでんの発祥

韓国おでんのルーツは、釜山であるといわれています。釜山は港町で、魚介類が多く獲れ、古くから韓国おでんに欠かせない「オムク」が名物です。

韓国おでんでは、現地釜山では名物の料理で、オムクを販売するお店や韓国おでんのお店が軒を連ねています。

オムクとは?

オムクは、鯛やスケトウダラといった魚肉の練り物のことをさします。このオムクは韓国おでんとして食べる場合、串に刺して煮込みます。モチっとした食感と、ほのかに香る魚の香りが印象的です。

韓国おでんは屋台で食べるのが一般的

韓国おでんは、屋台でよく食べられます。特に韓国の冬は寒さが厳しいため、寒い冬に熱々のおでんを食べるのが、現地の人からも好まれています。また、屋台にもよりますが、甘辛のトッポギといっしょに売られているケースもあります。

韓国おでんの出汁も絶品で、トッポギともよく合います。屋台で購入できる韓国おでんは、1串単位から購入でき、食べ歩きにもちょうどいいソウルフードとして親しまれています。

韓国おでんと日本のおでんはどう違う?

韓国おでんと日本のおでんの違いについて気になった人も多いのではないでしょうか?日本のおでんの特徴は、卵や大根、白滝などさまざまな具材を入れて煮込みます。それに対し、韓国おでんでは、さまざまな具材を煮込むということはせず、オムクのみ煮込みます。

日本では家庭でも、鍋にさまざまな具材を入れて煮込んで食べます。韓国おでんはスープが入った紙コップにオムクを入れて、食べ歩くというスタイルが主流となっています。

また、日本のおでんと韓国おでんでは、スープが似ているというのも特徴です。韓国おでんのほうがやや薄味となっており、昆布・煮干しを使って出汁をとり、唐辛子や長ネギ、ダシダなどで味を整えます。

まとめ

ここまで韓国おでんに焦点を当て解説をしてきました。昨今の韓流ブームも相まって、韓国おでんは多くの人から注目を集めています。日本のおでんとは異なり、屋台で購入して食べ歩くのが主流です。韓国に旅行などで行く機会があれば、是非一度本場の韓国おでんを堪能してみてはいかがでしょうか?