新しいパソコンを買って、古いパソコンからデータを転送したいけれど、どうすれば良いのかわからない、という経験は、多くの方がするものです。転送しようにも、USBはGB単位のものしかないから、何回も何回も、少しずつデータを転送しなければいけないのか、と憂鬱な気持ちになる方もそれなりにいるでしょう。しかし、実は、そのようなデータ転送にはいくつか方法があるのです。では、どのような方法があるのでしょうか。
パソコンからパソコンにファイルを転送する方法
1つ目は、外付けのHDDに、古いパソコンのデータをすべて保存し、それから新しいパソコンに、そのデータを移す、という方法です。直感的でわかりやすく、またインターネットに接続できないような場所でも使える方法であるため、どこでも行える選択肢だと言えます。最近は、HDDではなく、SSDでも良いでしょう。この方法を取るときに気をつけるべきことは、データを移したHDDを放置しない、ということです。中に大切なデータが入っているため、盗まれたら大変なことになります。厳重に、大切に保管しましょう。
2つ目は、データ転送ケーブルで、古いパソコンと新しいパソコンをつなぎ、直接転送する、という方法です。これは直接的で、かつ簡単で、しかもパソコンの他にデータが漏れる可能性が低いため、おすすめの方法です。
3つ目は、Wi-FiもしくはLAN経由で、データを転送する、という方法です。これは、2つ目のデータ転送ケーブルを用いた方法と似ていますが、2つ目が優先であったのに対し、この方法は無線であるため、より簡単で、便利だと言えるでしょう。しかし、インターネットのつながらない場所では、この方法を取ることができないため、そのような場所では、ケーブルを用いた方法のほうが、適切だと言えます。
4つ目は、クラウドストレージを利用する方法です。古いパソコンのデータを、クラウドストレージという、インターネット上のストレージに保存して、それからインターネットを通して、新しいパソコンにデータをダウンロードする、という方法で、クラウドでは、データの安全性がしっかりと保たれるため、安心して利用することができます。最近、利用者がどんどん増えている、とてもおすすめの方法であると言えるでしょう。しかし、これもまた、インターネットのつながらない場所では、利用できない方法であるため、そのような場所では、ケーブルを使うほうが良いです。
他にも、パソコンによっては、専用のデータ転送ソフトが備わっているものもあります。それを利用する、というのも一つの選択肢です。
また、古いパソコンから完全にデータを転送できたら、古いパソコンに入っているデータは、削除するようにしましょう。悪用される可能性があるからです。
まとめ
ぜひうまくデータ転送して、新しいパソコンを便利に使いましょう。
