額縁を安全に飾りたいけど、初心者で何をすべきか分からないと悩んだりしませんか?
額縁を安全に飾れると、額装品が落下する危険性を大きく下げられます。
今回は上記の悩みを解決するために、額装の安全な取り付け方や額装を真っ直ぐ掛けるためのコツについて、わかりやすくまとめました。本記事を参考にして、額装を安全に取り付けましょう。
額縁の安全な取り付け方
額縁の安全な取り付け方として、
- 芯材探し専用器具を使用し、中空壁の場所を確かめた上で吊り金具を打つ
- 石膏ボードに直接吊金具を打つ場合は、石膏ボード用のアンカーを使用する
などが挙げられます。
一般的な額縁の取り付け方を紹介
一般的な中空壁での取り付け方を紹介します。中空壁は壁と壁の間の部分です。中空壁に使用されている素材として、断熱材や配管、石膏ボードなどがあります。
ただ、石膏ボードが使用されている場合は、釘やネジを直接打てません。額装品を安全にかけるためには、芯材の位置を芯材探し専用器具で事前に確かめ、吊り金具を打ちます。
また、石膏ボードに直接吊り金具を打つ場合は、石膏ボード用のアンカーを使用して、ボートに吊り金具を固定します。具体的な手順として、
- 石膏ボードの壁面にアンカーをねじ込む
- 吊金具を取り付けネジを回す
- ネジが奥に入るとアンカーが開き、石膏ボードに強く食い込む
上記の手順に沿って、吊り金具を固定しましょう
額縁をセキュリティハンガーで固定する場合
額縁をセキュリティハンガーで固定するのもおすすめです。専用レンチを使用するため、額装品を壁から外せなくなります。取り外しができないため、盗難防止に効果的です。
他には、人がぶつかった際の落下防止にも繋がります。そして、子供部屋の設置も有効です。額縁が外れて子供が怪我をする心配がないからです。地震の際に落下する危険も大きく下げられます。
額縁を真っ直ぐかけるためのコツを紹介
額縁を真っ直ぐ掛けるためのコツとして、
- 吊金具の耐荷重は余裕のあるものを使用する
- 壁面の吊金具は2つ使用する
- ピクチャーレールで額装品を飾る
などが挙げられます。
吊金具の耐荷重は余裕のあるものを使用する
吊金具の耐荷重は、余裕のあるものを選び購入しましょう。吊金具の耐荷重が大きすぎて問題になることはないため、掛ける額縁より少しゆとりを持った耐荷重の製品を選ぶのをおすすめします。
また、壁面の吊金具は2か所に設置するのがおすすめです。1つでも最初は掛けられますが、時間の経過によって額縁が傾く場合があります。安全面を考慮して、壁面の吊金具を2つ用意し、設置しましょう。
ピクチャーレールで額装品を飾るのもおすすめ
ピクチャーレールを使用して、額装品を飾るのもおすすめです。ピクチャーレールは個々の額装品を飾る都度、壁に穴を開ける必要がないため、引っ越しや模様替えの際にも影響がありません。また、製品によってはツッパリ式となっており、穴を開けずに使用できるピクチャーレールも販売されています。
まとめ
今回は額装を安全に飾るための取り付け方や、額縁をまっすぐかけるためのコツについて解説しました。額縁を飾るのが初めての人は、何から始めたら良いのかわからない場合が多く、迷いやすいです。本記事で取り上げたポイントを参考にして、お気に入りの額装品をきれいに真っ直ぐ飾りましょう。